【ヨーロッパ格安周遊1人旅⑭】将来の国連職員たち集まれ!ジュネーブの国連欧州本部に行ってみた(前編)
ボンジュネーブ!(一回やってみたかった。ボンジュールジュネーブの略です)
香港を旅していたときに、可愛い香港人と知り合いになり、彼女が
「私は将来国連で働きたいの!うきも国連で働けば毎日一緒にいられるね!」
と言ってきたので、一瞬で将来のキャリアが定まりました。
将来の国連マンうきです。(欲望まるだし)
今回はスイスジュネーブについて紹介します!
ジュネーブと言えば、みなさんご存知の国連欧州本部がある場所ですね。
- 将来は国連で働きたいから、国連がどういう場所なのか気になる!
- 今度スイス行く予定だから観光スポット知りたい!
- あたし、将来は国連で働くバリキャリの旦那さんがほしい!(ここにいますよ)
という方々、参考にしてください!
まずはスイスに戻るぞ(ヨーロッパ周遊14日目)
前回のブログでは、鉄道でドイツからスイスに渡り、その後船でスイスからフランスに渡りました。
冷静に考えると、2日で国境を2つ跨いでいることになります。県境またぐくらいのノリで国境またいでます。フットワーク軽いです。
スイスのレマン湖で乗船し、船を降りるとそこはフランスでした。しかもまあまあの田舎。
とりあえずスイスに戻りたいので、近くの駅まで歩きます。
※ここからは写真がないので文章です。写真がないということは、写真を撮る余裕がないほど焦っていたということです。
駅でユーレイルグローバルパスを見せながらジュネーブまで行きたいことを伝えると、駅員さんがチケットを発行してくれました。(無料でした)
英語だかフランス語だか分からない言語でチケットの説明をしてくれますが、ちっとも分かりません。基本ノリとYES!だけで凌いできたぼくなので、特に心配しません。
「だってチケット見れば、10分後の発車って書いてるから余裕でしょ!」とタカをくくるぼく。
何番線かも分かりませんが、とりあえずホームで電車を待ちます。
10分後。まだ電車は来ません。チケットに記載されている発車時刻です。まあ、日本みたく電車がぴったり来るなんて最初から期待してません。
さらに10分後。まだまだ電車は来ません。まあ、マレーシア行ったときなんて空港行きの電車が70分遅れで来たことあるし、それと比べるとこんなの遅れてるうちに入りませんよ。
さらに10分後。まだまだまだ電車は来ません。別に急いでいるわけではないし、旅してたら電車が遅れるくらい日常茶飯事です。ゆっくり気長に到着を待ちます。
さらに10分後。まだまだまだまだ電車は来ません。ときおり貨物列車が通過するくらいです。たぶん運転手が便所にでも行ってるんでしょう。
さらに10分後。何かがおかしい。50分ホームで待ってますが、乗用列車は通過しないし、そもそも乗客がホームに1人もいないぞ。でも電車のホームなんてここしかないしな。
さらに10分後。電車を待って1時間がたちました。さすがに駅員さんに聞いてみます。
ぼく「すみません、このチケットの電車っていつ来ますか?」
駅員「何言ってんだい。今日は電車動いてないよ。これはバスのチケットさ。さっき言っただろ。」
ぼく「デンシャウゴイテナイ、バスチケット・・・・・・。
ふぁーーー!!!????」
そう言えば、思い返すとチケット発行してくれた時「ノートレイン、バス」って言ってバス停の方指差してたな。。。なぜ気づかなかったぼく。
さらに思い返すと、お客さんたち、バス停にはめっちゃ並んでたな。。。なぜ気づかなかったぼく。
しかもチケットよくよく見るとちゃんと"BUS"の3文字しっかり書いてあるな。ご丁寧に駅員さんがオレンジマーカーで線引いてくれてる。なぜ気づかなかったぼく。
きちんとお膳立てしたのにそれを華麗にスルーしたぼくに、駅員さんは呆れ顔ですが、すかさずまたチケットを発行してくれます。
駅員さん「ブァ・スゥ。ビー・ユー・エス」
今度こそこいつがバスに乗れるようにと念押しで、超絶ゆっくり「BUS」と教えてくれます。ご丁寧にスペルまで添えて。
ごめんなさい駅員さん。今ならあなたがしゃべる言葉、ちゃんと分かります。
でもこれで解決。旅を再開できる。チケットを見て、バスの発車時刻は
ぼく「ん?3時間後??」
結局、駅周辺をぶらぶらしたり、駅のベンチで寝たり、駅のWifiでYoutube見て頑張って3時間待ちました。ええ地獄でしたよ。4時間以上も駅にいて、暇をつぶすこの感じ。
ぼくから言えることは一つ。
みんな、ノリとYES!だけで旅できるとは思わないでおこうな!
その後は1時間くらいバスを乗ったあとに、駅につき、そこからさらに電車で1時間。やっとこさ、スイス ジュネーブに到着しました。
ジュネーブに到着した頃にはすでに夜。
それでも、ぼくの1日はまだ終わりません。そう、宿探しです。
ぼく「まあ、チューリッヒでも空港泊まったし、ジュネーブでも空港泊すればいっか」
しかし、ジュネーブの空港は24時間営業ではないことが判明。空港に泊まれないもんはしょうがない。いつも通り、Booking.comで安いゲストハウスでも探すとします。
ジュネーブで一番安い本日の宿を探して、、、
ぼく「・・・・ん?1泊、1万3000円?」
二度あることは三度あると言いますが、最後の最後にサプライズがあるとは思いませんでした。
びっくり疲れから忘れてましたが、ぼくがいるのは貧乏トラベラー泣かせの物価を誇る超国家スイス。宿の値段も当然安くありません。
1000円くらいで泊まれるやろとタカをくくっていたぼくに、またしても訪れる涙サプライズです。
どうしよう・・・・
1万以上なんて、どう考えても高すぎるし。。。
かと言って空港は泊まれないし雨も降ってるから他に寝れる場所ないし。。。
高い金を払ってホテルに泊まるか、金をけちって体力が削られるの覚悟で路上で寝るか。
究極の選択です。
どうしよう、、、、、
あっさり泊まりました。
1万3000円の割には部屋も狭く、風呂が共同でしたが、それでも久しぶりのふかふかベッドに大満足です。
ぼくから言えることは一つだけ。
みんな、スイスに来る時はあらかじめ宿を予約しような!
とてもタメにならない助言。
※ちなみにこのホテル、朝食バイキング付きだったので、腹20分目くらいまで食いだめしておきました。そろそろお米が恋しいシーズン。
まとめ
本当は国連も紹介しようと思っていたのですが、前座でめちゃめちゃ語ってしまってボリューミーになったので、国連は次回のブログで紹介します!
今回、チューリッヒからジュネーブへ行くのに、
本来なら鉄道で3時間ほどのところ、
チューリッヒ→レマン湖→フランス→ジュネーブと1日かけて移動しました。
たまには寄り道してみるのもいいですね。
決まった道だけを行くのではなく、寄り道してさまざまなサプライズを経験するのが旅の醍醐味、ひいてはそれが人生だったりすると思います。(深いぞ)
それでは次回のブログで!